野暮

 野暮という言葉がある。 著名なジャーナリスト兼評論家の方がこの言葉を口にしていた記憶がある。  調べてみると、この野暮は借字でしかない。 本来は 「俗」 で 別に 「ぞく」 という意味もある。  対義語として 「粋」(いき) があって、言葉の意味を学ぶと、小生は野暮な生き物でる。  野暮(俗)や粋の意味の中に、男女関係の心理・心情や作法も含まれており、これも小生は…

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乞食と政治家は三日やったらやめられない

 題目のような言い方がある。    そこにはやめられない理由がある。  やってみる(拘束されず適当に生きる)と、とても楽だった。 もっとも個人の感想でしかない。  自粛生活が自分の性格に合っていたことを知っただけかもしれない。  一方、社会は自粛解放の雰囲気が拡がり始め、予想通り媒体の煽りが再開した。  間抜けの法則で、借りたい本が再び 「貸出中」…

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間抜けの法則

   「間抜け」という言葉がある。  相手を馬鹿にする言葉に用いられがちだが、そもそも人間は間抜けである。  間抜けの意味には、おろか・手抜き・手抜かり の他に、「間合い」が含まれている。 この 「間合い」 こそが人類社会の形成において最も重要な要素であるはずだ。  自粛生活下、外での活動が減り、公の場での間合いに関する問題が減った分、内(私)での間合いに問題が生…

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衝動との葛藤から学んだこと

 5月入り、3回目の快晴との天気予報を聞き、サイクリングに出かけた。    「東洋経済ONLINE」で、とある有名人の新刊記事があった。  その中で、『銃・病原菌・鉄』(上・下巻) という書籍の名が出ていた。  調べてみると、2000年に単行本として出版されている。 随分前の本であるが、有名人の発言の効果は大きい。  図書館の蔵書は予約待ち、通販は一時品切れ、近所の…

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コロナで見えてくる人間の本性ー「マスク警察」ー

   *桜と北アルプス(2019年)  「自粛警察」なる造語が新たに誕生し、社会と人間そのものを分断する傾向が見えていたが、新たに、「マスク警察」なる造語がネットの注目記事の見出し出ていた。  そもそもこうした過度(個人の主観)な見出しに反応する自身にも問題があるが、報道の在り方にも問題があり、それぞれの応酬合戦の様相でもある。  内容は、マスク未着用の人(この記事では店員)…

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コロナで見えてくる人間の本性

 コロナ有事で、「自粛警察」なる造語が新たに誕生した。   正体は、共生時間の変動・主観からの正義感や、報道の損得勘定からくる過度な見出しによる、受け手側の先入観と誤解だと感じる。  一方で、「検察庁法改正案」が、SNS等による国民の批判によって断念された。    面白いもので、直近の国政選挙(令和元年7月参院選)では、戦後2番目の低投票率48・8%を記録し、政治離れという無関心…

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ラティーノ と Storms in Africa

 前夜の雷雨のおかげで、空が澄み渡った。  田園地域に向かった。    令和2年の黄金週間は特異であった。   小生は、貧乏人であると数年前から自覚しているので、この「自粛」という要請・雰囲気に生活の変化も不満もなく過ごしていた。 理由は通常の日常生活が世間体での自粛のようなものであったからだ。 これは小生の主観である。 一抹の不安は、自粛から起こる副作用である。  副作用…

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待つということは最良の護身術

 黄金週間の核心に入った。 前日の強風が治まり、朝から穏やかな青空が広がっていた。 所によっては、真夏日になると気象予報が報じていた。 午前早くサイクリングに出かけた。 区内東端の田園地帯だ。  連休と好天が重なって、田植え作業が真っ盛りであった。 農作業の邪魔にならないように少し田園を眺めて撤退した。  ここ数年人体実験を行って、自身の身の振り方を見極めていた。  小生の様な…

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貧乏人の連休期間

 本日4月25日から黄金週間が始まるようだ。 聞くところによると、最長では5月10日まで連休の企業もあるそうだ。 有事に際しての特例だが、その様な企業が果たして日本企業のどの程度の割合なのだか甚だ疑問がある。 特化したものを報道する意味が果たしてあるのだろうか?  貧乏人の小生には、この期間は生活しづらい。 365日が平日でもあり休日でもある。 特段やらなければならないことは殆どない。 …

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貧乏人と自覚すると楽になる

 有事で日本人が悲鳴を挙げている。 その正体の一部が顔を覗かせた。    「家賃」である。  日本は一昔前、自作自演の土地操作を行い、落葉紙幣を以って偽りの豊かさに沸き、不良債権で清算し貧乏国に戻った。 一部の特権階級と資産家は未だに本物か偽物か真偽不明な紙幣を大量に保有し、その資産がそのまま国の債務と化している。    騰貴した土地が大多数の貧しい国民の肩に食い込んでいる。 有事…

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神の盛衰

 前日の嵐が過ぎ去り、透き通った青空が広がった、緊急事態宣言が出されて最初の日曜日。  クレジットカードに電子マネーを加金する為、最寄りの駅まで歩いた。 駅に着いたが静けさが覆っていた。 ホームにも人影が無い。  日本人ほど素直な国民性はないかもしれない。 この特性を良い方向に導ければいいのだが、どこでボタンを掛け違えたか? 稀に見る特殊な文化と社会を構築している。  正午に…

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神話と田園の国

 令和2年に入り、体力増強(足腰)を図っている。 頭の悪い小生は、未だに気分だけは30代でいる。 人生50年にまもなくさしかかる身体と気持ちの差異が少なからず自覚する今日になった。  昨今、筋肉訓練の施設がにぎわっているようだが、人間嫌いと貧しい身分の小生には無縁で、人力による鍛錬しかない。  そこで近所にある稲荷神社に散歩がてら通っている。 何故なら南と西に階段がある。 南が100…

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再び土地の私物化についてー「熱いフライパン」ー

 先日の穏やかで暖かい日、久しぶりに車を走らせた。   少し離れた田園地帯を散歩するためだ。  川沿いの土手が菜の花の回廊になっていた。  緊急事態宣言が発令されて、図書館が閉館になった。   自宅の蔵書と書き写しを再読している。  司馬遼太郎氏の作品に 『風塵抄』がある。  この書のなかにもたくさん土地問題に絡んだ日本社会への警鐘の記述がある。  「熱いフ…

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再び土地の私物化についてーその3ー

 日本も感染拡大が著しくなってきた。 報道でも嫌なことが流れてくる。 嫌がらせやいじめ。 聞いて観て快くない事だから報道機関もそこの辺りを気に掛ければよいのだが。  週末散歩をしていたら二匹の小狸に遭遇し嬉しかった。 何時も思うのだが、他の生き物と意思の疎通ができたら何を相手はいうのだろうか? 狸は思ったより細身で、体系は猫と同じ程度であった。   よろしくない事を流すと社会が増々よ…

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再び土地の私物化についてー緊急事態宣言ー

 日本に「緊急事態宣言」 が出された。  首相の会見をテレビで観ていたら、自然と目が潤んできた。 緊張と安心からの心理によるのだろうか。  これで躊躇することなく出来る人は自粛をすればいい。    日本は特殊な社会慣習があるとされている。 それが世間の目である。 法を拠り所に社会行動がなされるのではなく、周りの目や雰囲気に寄るところである。 これは社会心理学からでも学べる。 今は亡き…

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再び土地の私物化についてーその2-

 週末2回目の自粛要請が出た。 他人事とは思わないことに気を付けている。  こういう時期だからこそ、家の細かい部分の掃除をした。 窓枠にカビが生えている箇所があったからだ。 空気の入れ替えが感染防止の一つの効果として揚げられている。 そんな事を聞いて窓を見ていたら、随分と汚れていることに気がついた。 常時湿気が多い場所の窓はなおさらだ。 漂白剤を使って汚れを落とし、ついでに車も洗った。 …

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再び土地の私物化について

 令和2年に入り殆ど外出をしていない(食料の買い出しと散歩は除く)。 理由は、新型コロナウイルス騒動である。  人混みと基本人間嫌いな小生は五輪と訪日外国人の増加が見込まれる2020年は初めから引きこもろうと考えていた。 そこに相まってのこの騒動は自身の思考に合致した。 (早朝近所の公園の桜を見に行った)  その間、以前より読み込んだ書籍や手元に残した書き写しの再読を行ない、膨…

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過去をふりかえる

 一週間ぶりに青空がひろがった。 早朝ウグイスが家の近くに遊びに来て、長い時間鳴いていた。  青空は広がったが、北寄りの風が強い。 久しぶりに散歩に出た。 川沿いの土手に黄色い花が群衆になっていた。 やっぱり外の空気は美味い。 体を動かして気分が良かった。  ガソリンスタンドの料金表示板を見て、値段が随分下がったと思った。 前回のガソリン給油は3月1日であった。 車の給油メーターはまだ7…

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人間が試されている

 人間は過去の歴史を見ても、世界的にも、一部地域においても流行病や風土病と共に過ごして来た。  そうした過程をふまえてもここまで世界人口を増やして来た。  人間の総数が何と言えばいいか、地球環境上の均等を崩してしまったのだろうか。 そうすると、自然の摂理(これも存在するのかは分からないが)の作用によって清算が始まったということだろうか。  人間だけを特別視してきた人間の自然に対する…

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夜戦奇襲

 ふと思いついた。 武田信虎の一大決戦である。   以前、この件に関連したブログがあった。 読み返してみるといい意味でも悪い意味でも我ながら面白かった。 文章を書くという難しさと能力を再度認識した。  「武田信玄と歴史ー飯田河原・上条河原合戦ー」   https://19730826.at.webry.info/201302/article_3.html  「武田信玄と歴史ー千塚…

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